メンタルを強くする最強スキル・3選

心理カウンセラー・ラッキー
YouTube Twitter Facebook

「赤上げて、白上げて」

体は、自分の思い通りに動きます。

 

では、心のほうは、どうでしょうか?

 

「もっと自信を持とう!」と思っても、そう簡単には自信は持てない。

 

「緊張してはいけない!」と思っても、緊張してしまう。

 

心だけはどうしても、自分の思い通りにならない。

 

でも、世の中を見てみると、「自信のある人」もいれば、「自信がない人」もいます。

 

この違いは、一体どこから来るのでしょうか?

 

その秘密は、潜在意識にあります!

 

人の心は、「意識」と「潜在意識」の二層構造になっていて、潜在意識は「情報の倉庫」。

 

で、ここが大切なポイントですが…

人の性格は、潜在意識にある「情報」によって決まるんです。

 

たとえば、「自分は情けない」「世の中には悪い人がたくさんいる」

 

こういうネガティブな情報が潜在意識に入っていると…

初対面の人と話すときに、不安や恐れが意識に表れ、すごく緊張します。上手く話せなくなります。

 

それとは逆に、「自分のことが好き!」「世の中には良い人もいっぱいいる」

 

こういうポジティブな情報が潜在意識に入っていると…

初対面の人と話すときでも、自信をもって話ができます。それほど緊張しません。

 

つまり、自信を持つためには、潜在意識から「ネガティブな情報」を取り除き、「ポジティブな情報」を入れてやる必要があるんです。

 

では、そのためには、どうしたらいいのか?

これが今回の本題。

 

というわけで今回は、自信がある人と自信がない人の違い3つご紹介させていただきます。

 

これを知れば…

・何をすれば、自信が高まるのか?

・何をすれば、自信がなくなるのか?

この2つが、一目瞭然になると思いますよ。

 

 

自信がある人と自信がない人の違い①

自信がある人とない人の違い、その1つ目はこちら↓

●自信がある人は、すすんで「やったことのない事」をする

●自信がない人は、緊張する場面を避ける

 

自信がない人の一番の特徴は、「緊張する場面を避けようとする」こと。

・緊張するから、部長に相談しない
・緊張するから、歯医者に行かない
・緊張するから、店員に尋ねない
・緊張するから、親戚の家に行かない
・緊張するから、異性に話しかけない
・緊張するから、ご近所さんに挨拶しない

 

このように、緊張を避けることを、「回避行動」と言ったりしますが…

回避行動をつづけていると、その事がますます苦手になります。

 

・部長を避ければ、部長が苦手になる
・歯医者を避ければ、歯医者が苦手になる
・挨拶を避ければ、挨拶が苦手になる

 

精神的なハードルが上がり、簡単にできるはずのことが、できなくなってくる。

 

すると…

「あれが、できない」
「これも、できない」
「こんなことすら、できない」

という、「できない記憶」が潜在意識にどんどん溜まっていく。

 

これが、人を弱気にするんです。

 

たとえば、「筋トレしようかな?」と思っても、「どうせ無理だ」と思ってしまう。

 

課長から「次回は君がチームリーダーをやってくれ」と言われても、「できる自信がない…」となってしまう。

 

なぜ、そんなに弱気なのか?といえば…

「できない記憶」が、潜在意識に溜まっているからです。

 

一方、自信がある人は、すすんで「やったことのない事」をします。

・美術館に入ってみる
・ボランティアに参加してみる
・一人で焼き肉屋に入ってみる
・一人旅をしてみる
・知らない人に話しかけてみる

 

初めてのことをするときは、誰だって緊張しますが…

でも、やり終わった後には「できた!」という記憶が残る。

 

この「できた!」という記憶が増えれば増えるほど、その人の自信は高まっていくんです。

 

面白いエピソードがあります。

 

不登校の女の子が、学校に行くふりをして、公園で時間を潰していました。

 

そこに農家のおじさんがやってきて、「暇ならトマト作りを手伝ってくれんか?」と声をかけたそうです。

 

女の子は、手入れの仕方や肥料のやり方を教えてもらい、何日も畑仕事を手伝いました。

 

そして収穫の日。

 

トマトを食べた彼女は、「なんて美味しいんだろう!」と感激。

 

おじさんも、「こんなに美味しいトマトは初めてだ。君が心を込めて世話してくれたからや。すごいな」と言いました。

 

不思議なことですが、その翌日から、彼女は元気に学校に行けるようになったのです。

 

その訳を聞かれたときの、彼女の答えが素晴らしい!

「だって私、トマトを作れるもん!」

 

この女の子も、やったことのない事をやってみて、トマトができた。

この「できた!」というたった1つ記憶が、潜在意識に入ったことで、自信を取り戻せたのですね。

 

「やったことのない事をする」とはいっても、何も難しいことをする必要はありません。

・バズの運転手に「ありがとう!」と言ってみる
・エレベーターで「何階ですか?」と聞いてみる
初めてのカレー屋さんに入ってみる
・フィットネスジムの無料体験に行ってみる
・平日に昼飲みしてみる
・外国人に「ハロー」と言ってみる

 

すべての「初めて」は、やがて「自信」に変わります。

 

また何より、日々の生活に「初めて」を取り入れると、それだけで毎日が充実してきますからね。

 

これは、「やらなきゃ損!」だと思いますよ。

 

自信がある人と自信がない人の違い②

自信がある人とない人の違い、その2つ目はこちら↓

●自信がある人は、いつも「自分の味方」をする

●自信がない人は、自分の悪口を言う

 

自信がない人の2つ目の特徴は、「自分の悪口を言う」こと。

 

たとえば、ジョギングが三日坊主になったら…

「私は、何をやっても続かない。情けない」と自分を責めます。

 

仕事でミスをしたら…

「最悪だ!もう終わりだ」と自分を追い込みます。

 

「こんなことも出来ないの?」とイヤミを言われたら…

「私はダメだ。才能がない」と自分を卑下します。

 

このように、自分の悪口ばかり言っていると…

「自分はダメだ」
「自分には価値がない」
「自分が嫌い」

というネガティブな記憶が潜在意識に刻まれて、弱気な人間になってしまう。

 

さらに、人は弱気になると、オドオド・ソワソワした変なオーラが出てきて、周りの人からも粗末に扱われてしまう。

 

これで、ますます自信を失っていく、という負のループに陥ってしまうんです。

 

一方、自信がある人は、いつも「自分の味方」をします。

 

ジョギングが三日坊主になっても…

「一週間のうち3日も走れた。10年以上運動してないのに凄い!」と自分を褒めます。

 

仕事でミスをしたら…

「人間、誰でも失敗する。失敗するから成長できる!」と自分を励まします。

 

「こんなことも出来ないの?」とイヤミを言われたら…

「出来ないんじゃなくて、今はまだ出来ないだけ」とか、

「自分に出来て、あなたに出来ないことだって一杯ある」と自分の味方をします。

 

誰かに「あんた最低!」と言われたら…

「そんなことを平気で言うあんたよりマシだ」と自分をかばいます。

 

このように、いつも自分の味方をしていると…

「自分は頑張っている」
「自分には価値がある」
「自分のことが好き」

というポジティブな記憶が潜在意識に刻まれて、自然と自信が湧いてくる。

 

お釈迦さまも、「みずから自分を励ませ」とか「自分を護れ」と言っていますが…

自分を責めているかぎり、永遠に自信は持てません。

 

自分のことを「大切な親友」だと思って、自分を守り、自分を励まし、自分を褒める。

 

これを続けていれば、勝手に自信が湧いてくると思いますよ。

 

自信がある人と自信がない人の違い③

自信がある人とない人の違い、その3つ目はこちら↓

●自信がある人は、身近な人を大切にする

●自信がない人は、身近な人を粗末に扱う

 

これはシンプルな話で…

「人とのつながり」は、そのまま「自信」につながるんです。

 

思い出してください。

高校に入学した当初は、誰もが心細くて不安を感じるものです。

 

でも、1週間後には、2人と話せるようになり、自信が少し高まる。

半年後には、みんなと気軽に話せるようになり、もっと自信が高まる。

 

たとえ、勉強ができなくても、運動ができなくても、「ひとりじゃない」という感覚さえあれば、自信は持てるんです。

 

だからこそ、「身近な人を大切にする」ことが大事。

 

・周りの人をめる
感謝の言葉を忘れない
・小さな親切をする
雑談の時間を大切にする
・ご近所さんに笑顔で挨拶する

など、周りの人を大切にすれば、自然と親密な関係は広がっていきます。

 

すると…

「自分は愛されている」
「自分は大切に思われている」
「自分は必要とされている」

というポジティブな記憶が潜在意識に刻まれて、自然と自信が湧いてくる。

 

それとは反対に、身近な人を粗末に扱ったら、どうなるでしょうか?

 

・家族から嫌われる
・職場で孤立する
・ご近所さんとも疎遠になる

 

そんな人が、自信をもって生きていけるでしょうか?

絶対に無理ですよね。

 

世界の幸福研究のエキスパート18名に、「最強のメンタル改善テクニックは、何ですか?」と尋ねました。

 

その結果、堂々の第一位に選ばれたのは、「身近な人間関係を改善する」こと。

 

つまり、周りの人を大切にして、親密な関係を増やす

これこそが、自信を高める最高の方法なんですね。

 

まとめ

自動車は、定期的にオイル交換が必要です。

エンジンから「汚れたオイル」を取り除き、「新しいオイル」を入れることで、車が元気になります。

 

人の心も、これと同じ。

潜在意識から、「ネガティブな情報」を取り除き、「ポジティブな情報」を入れることで、自信が高まり元気になります。

 

そのために必要なのが、この3つ。

①すすんで「やったことのない事」をする

②いつも「自分の味方」をする

③身近な人を大切にする

 

自信が高まると…

・いっぱい笑えるようになります

・希望や可能性が見えてきます

・生きるのがラクになります

 

そして、毎日が楽しくなります

 

自信が高まって損することは、1つもありませんからね。

ぜひ、この3つを実践して、今よりもっと充実した楽しい毎日をゲットしてくださいね。

 

 

以上、メンタル強くする最強スキル・3選でした。

●こんな記事もありますよ

【人生楽になる】図太いメンタルのつくり方・2選

著者:心理カウンセラー・ラッキー

★YouTube 始めました★

きっと役立つ知恵をお届けします

☆ラッキーのTwitter☆


★読むだけでみるみる幸運になる「ラッキー語録」も、TwitterとFacebookで無料公開中!