物は言いよう。
言葉を変換すれば、どんな人でも褒めることができます。
× 派手な服装だね
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〇 華やかな服装だね
× マザコンだよね
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〇 母親想いだよね
褒め上手になるには「褒め言葉の変換」を覚えてしまうのが一番の近道。
そこで今回は、褒め言葉への変換を25個ご紹介させていただきます。
「身近な人の顔」を思い浮かべながら読んでいくと、コツがつかめると思いますよ。
褒め言葉への変換25こ
人を褒める言葉の変換20
× センスが悪い
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〇 個性的
「服装のセンスが悪いなぁ」
「車の色のセンスが悪いなぁ」
と思うことありますよね。
そんなときは「個性的」と変換すれば一瞬で褒め言葉になります。
「個性的でカッコイイね!」
「個性があって素敵だよ♪」
× 地味
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〇 シンプル・渋い・素朴
人から「地味だね」と言われると、
「センスが悪い」と言われている気がします。
「シンプルでかわいいね」「渋い色だね」と言われれば、
「この人は私のセンスを分かってる」となります。
× 若さがない
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〇 落ち着いている
まだ若いのに、外見や性格に「若さがない人」いますよね。
そんな人への褒め言葉は「落ち着いている」。
「山田さん いつも落ち着いてるね♪」
× 無愛想
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〇 クール
無愛想な人は「いつもクールだね」と褒めるのが一番。
すると相手は「俺ってクールなんだぁ」と思いプライドを持つ。
その結果「単なる無愛想」から「品のいい無愛想」に変わるかもしれない。
× 目つきが悪い
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〇 キリリとした顔立ち
目つきが悪い人の多くが、そのことにコンプレックスを持っている。
そんな人への褒め言葉は「キリリとした顔立ちしてるね」。
するとコンプレックスが、一瞬で長所に変わる。
× 気が小さい
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〇 慎重・繊細
気が小さい人は、失敗を恐れて行動しなかったり、決定が遅かったり。
「じれったさ」を感じることもあると思います。
そんな気の小さい人に対して「いつも慎重ですね」と褒めてみる。
すると「ぼくって慎重過ぎるのかも?」と相手に自覚させることができます。
× 頼りない
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〇 やさしい・温厚
頼りない人は、温厚でやさしい人が多いもの。
「うちの主人は頼りなくて…」とご婦人が愚痴をこぼしていたら、
「温厚でやさしい人じゃないですか」と励ましてあげましょう。
× やることが遅い
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〇 余裕がある
やることが遅くて、周りの人をイライラさせたり、ソワソワさせたりする人がいます。
そんな人にも、褒め言葉はあります。
「いつも、心に余裕があるのですね」
× 優柔不断
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〇 人の意見を尊重する
優柔不断で、自分ではなかなか決定を下せない人。
そんな人は、他人の意見に左右されがちですが…
裏を返せば「人の意見を尊重する人」と表現することもできます。
× 神経質・堅苦しい
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〇 几帳面
「あの人はホント神経質な人だよね」
「堅苦しくて窮屈な上司なんですよ」
と言えば悪口になってしまう。
「几帳面でシッカリした人ですよ」
と言えば褒め言葉になる。
× 頑固
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〇 意志が固い
たとえば部下に「君は頑固だなぁ」と言えば、部下はヘソを曲げてしまう。
「君は意志が固いなぁ」と褒めれば、少しは考えを譲ろうという気持ちになるかもしれない。
× 無礼・図々しい
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〇 堂々としている
「無礼者」や「図々しい人」は嫌われがちですが、味方にすると心強いときもあります。
上司に堂々と発言してくれたり、店員さんにハッキリと苦情をいってくれたり。
無礼者や図々しい人に対しては「いつも堂々としてるね」と褒めてあげよう。
× せっかち
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〇 行動が早い
落ち着きがなくて、せっかちなのは、いつも一生懸命な証拠。
「やる事が早いね」「仕事が早いね」と言うととても喜ばれます。
× 強引・勝手
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〇 リーダーシップがある
「強引な人」や「勝手な人」は、人に相談せず物事を勝手に決めてしまう。
そんな人を「リーダーシップがあるね」と褒めて伸ばせば、やがて本当のリーダーシップを発揮するようになるはず。
× 理屈っぽい
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〇 論理的
「感情」よりも「理屈」を優先する人は、「理屈っぽい」というレッテルを貼られがちです。
そんな人に対して「論理的だね」という言葉を使うと、「かしこいね」というメッセージを込めることができ、相手も満足してくれる。
× うるさい
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〇 元気がある
騒がしいぐらいによくしゃべる人を「やかましい人」と表現してしまうと、悪口になってしまいます。
「元気な人」と表現すれば、本人の耳に入っても大丈夫です。
× 無計画
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〇 チャレンジャー
無計画で、行き当たりばったりに行動するのが好きな人もいます。
その人に対して「無計画」という言葉を使うと、相手は気分が悪い
「チャレンジャーね」と言えば、相手は上機嫌になります。
× 飽きっぽい
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〇 多趣味
何事も長続きしない人に「飽きっぽいね」と指摘すれば、機嫌を損ねてしまいます。
「多趣味でいいね」「いろんなことに興味があるんだね」と変換すれば、褒め言葉に変わります。
× 芽が出ない
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〇 大器晩成型
今は芽が出ていなくても、将来どうなるかは誰にもわかりません。
伸び悩んでいる人に…
「大器晩成型だから、やがて伸びるよ」
と励ましてあげれば、希望の光を与えることができるでしょう。
× 能力がない
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〇 可能性を秘めている
仕事ができない人に対して「君は能力がない」と指摘すれば、相手はますますやる気を失ってしまいます。
「君は可能性を秘めている」と変換すれば、グングンやる気が湧いてきます。
持ち物を褒める言葉の変換5つ
「持ち物を褒める」イコール「センスを褒める」
相手の持ち物を褒めると、とても喜んでもらえます。
× 小さい
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〇 コンパクト
小さい物を「小さいね」と表現しても、褒められた気はしません。
小さい物は「コンパクト」と表現した方が上手くいく場合が多いものです。
× 「そのノートパソコン、小さいね」
〇「そのノートパソコン、コンパクトだね」
× 安い
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〇 リーズナブル
「スマホをワイモバイルに変えたんだ。安くていいね」と言われても、褒められた気がしません。
むしろ「ケチくさい」感じがします。
「リーズナブルでいいよね」と言われると、賢い選択をした気になります。
× 古い
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〇 アンティーク・味がある・どこか懐かしい
「それ古いね」と言われて嬉しい人は、まずいないと思います。
古い物を褒めるときには、その「雰囲気」や「風格」を褒めるのが正解。
「それ、味があっていいね」
「ここの旅館はどこか懐かしい気がする」
× どこにでもある
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〇 人気の・定番の
「最近どこにでも売ってるよね」と言われると、なんとなく気分が悪いものです。
「あっ!それ今人気の!」と言われれば、とても気分が良いものです。
× 騒々しい・うるさい
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〇 にぎやか・活気がある
「渋谷に住んでるんだ」
「居酒屋でバイト始めたんだ」
に対して、
「騒々しいでしょう?」と返ってきたら気分が悪い。
人は、物だけでなく「場所」にも愛着があります。
「にぎやか」「活気がある」という表現に置き換えましょう。
「活気があっていいね」
「にぎやかなご家庭ですね」
褒め上手は、変換上手
いかがでしたか。
褒め上手な人は「言葉の変換」がとても上手い。
どんな短所も、長所に変えてしまいます。
ときどき「旦那を褒めるところがない」「子どもの何を褒めていいのか分からない」といった話を耳にしますが…
「言葉の変換」ができれば、褒めようはいくらでもあるということですね。
褒め言葉に困ったときは「短所の変換」を考えてみる。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
以上、『褒め言葉がドンドン出てくるコツ◇これであなたも褒め上手!』でした。